Contents
住宅ローンの相談業務ができるファイナンシャルプランナーについて
ファイナンシャルプランナーの学科試験の範囲は、次の6つにわかれています。
- ライフプランニングと資金計画(ライフプランニングの考え方や年金など)
- リスク管理(リスクマネジメントや生命保険など)
- 金融資産運用(マーケット環境の理解や投資信託など)
- タックスプランニング(所得税の仕組みや個人事業税など)
- 不動産(不動産の取引や不動産の取引など)
- 相続・事業承継(贈与と法律や相続と税金など)
ファイナンシャルプランナーの資格を取得すると、お金に関するあらゆる知識が身に付くのが特徴ですね。
不動産に関する知識も習得できますので、ファイナンシャルプランナーになると住宅ローンの相談業務ができます。
戸建てやマンションを購入するに当たり、金融機関から借り入れる住宅ローンは欠かせません。
しかし、住宅ローンを組もうと考えている方は、下記のように様々な悩みを抱えます。
- 最初に支払う頭金はどのくらいの金額が良いのか?
- 家計を苦しめることなく毎月返済していけるのか?
- 子供が成長した時はどうすれば良いのか?
- 十分な貯蓄がないけど住宅ローンを組めるのか?
- 減給やボーナスカットのリスクが不安
これらの悩みを抱えているお客様に対して相談やアドバイスを行うのも、ファイナンシャルプランナーの立派な仕事です。
とはいえ、住宅ローンの相談に的確に応えるためには、ただファイナンシャルプランナーの資格を取っただけでは不十分です。さらなる勉強や経験が必要でしょう。
住宅購入は人生で最も大きな買い物ですので、今後のライフプランに大きな影響を与えます。
住宅ローンの組み方が間違っていると、他のライフイベントに支障が出やすいので十分に注意しないといけません。
このような時に、経験豊富なファイナンシャルプランナーからの的確なアドバイスは、顧客にとって本当に価値があるのです。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得した後の働き方で迷っている方は、住宅ローンの相談業務の経験を積んでいってはみてはいかがでしょうか。
住宅ローンの相談業務の経験を積みたいファイナンシャルプランナーは不動産会社に就職しよう
「ファイナンシャルプランナーの資格を取った後に活躍できるのは金融業界なのでは?」とイメージしている方はいませんか?
確かに、「銀行」「証券会社」「保険会社」「信用金庫」「クレジットカード会社」などの金融機関への就職や転職を考えているファイナンシャルプランナーはたくさんいます。
これらの企業ではお客様に自社の商品を紹介したりライフプランニングを立てたりしますので、ファイナンシャルプランナーの資格や知識が役立つわけですね。
しかし、ファイナンシャルプランナーは金融業界だけではなく、不動産業界でも活躍できます。
住宅ローンの相談業務の経験を積みたい方は、不動産会社への転職を目指してみましょう。
上記でも説明しましたが、ファイナンシャルプランナーの試験科目には「不動産」「金融資産運用」「タックスプランニング」「相続・事業継承」があります。
これらの分野の知識はいずれも不動産業界の実務で大いに活きていきますので、ファイナンシャルプランナーの資格を持っているだけで就職や転職で有利に働きやすいのです。
マイホームの購入を予定しているお客様のために、住宅ローンの設計や家計支出に関する相談に乗れば、不動産会社の顧客ロイヤリティーは高まります。
- 住宅ローンだけではなく教育費と二重で負担がかかるから心配
- 住宅ローンを支払いながら老後の資金作りはできる?
- 住宅ローンを返済しながら投資はできるの?
こういった相談やアドバイスができるファイナンシャルプランナーが在籍していれば、他の不動産会社と差別化を図ることができるでしょう。
ファイナンシャルプランナーの資格を持つ方を欲しがっている不動産会社はありますので、就職や転職を考えてみてください。
ファイナンシャルプランナーの資格を活かして住宅ローンに関するセミナーを開催するのも選択肢の一つ!
ファイナンシャルプランナーの資格を取得した後に、セミナー講師になろうと考えている方は少なくありません。
お金の基礎的な考え方について知りたい参加者のために、セミナーを開催するのはファイナンシャルプランナーの働き方の一つです。
※ファイナンシャルプランナーの資格取得後にセミナーを開催したい方へのアドバイスは、こちらのページで解説しています。

そこで、ファイナンシャルプランナーの資格や知識を活かし、住宅ローンに関するセミナーを開催してみてはいかがでしょうか。
住宅購入前の注意点や住宅ローンについて知りたい方はたくさんいますので、セミナーへの参加者は増えています。
今後も需要が期待できる業務ですので、ファイナンシャルプランナーのセミナー講師を目指してみてください。
まとめ
お金に関する幅広い知識を持つファイナンシャルプランナーは、住宅ローンの相談業務でも頼りにされます。
不動産会社に就職したりセミナーを開催したりと、ファイナンシャルプランナーの働き方は多種多様です。
住宅ローンに関する悩みを抱えている方はたくさんいますので、自分の強みを磨いてファイナンシャルプランナーとして働く努力をしてみましょう。
■
FPコラムについては、以下も参考にしてください。
<FP業務のコラム>
<生命保険・健康保険>
- 生命保険の見直しのポイント【人気!】
- 確定申告での医療費控除【おすすめ】
<住宅ローン>
<老後・年金>
- 公的年金の仕組み【おすすめ】
- 老後の資金
- 介護保険の仕組み【おすすめ】
- iDeCo(確定拠出型年金)の仕組み【人気!】
<投資・その他>