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保険の見直しが必要な理由とは?
一口に保険と言っても、私たちが加入するものは多種多様です。
リスクに備えるための保険に焦点を当ててみると、次の3つに大きく分類できます。
- 国民年金や国民健康保険など国による「公的保障」
- 死亡退職金や厚生年金などの「企業保障」
- 自分で準備する保険や貯金などの「個人保障」
どの保険に加入するにしても、ライフステージが変わるタイミングで定期的に見直しをしないといけません。
それは時が経つことで、子供の独立や定年退職などのライフステージの変化で必要な保障額が変わるのが理由ですね。
保険の見直しは今の保険を解約して新しいものに加入するだけではなく、今の保険との差を埋めたり削ったりする対策も必要になります。
素人にはとても難しくて時間のかかる作業ですので、多くの方は保険の見直しに関する相談を専門家にしているのではないでしょうか。
保険に関する相談や見直しの業務ができるファイナンシャルプランナーについて
ファイナンシャルプランナーは、お金全般に詳しいプロフェッショナルです。
顧客のマネープランを手伝うために、ファイナンシャルプランナーは様々な相談業務やコンサルティング業務を行います。
保険に関する相談や見直しは、ファイナンシャルプランナーが得意とする代表的な分野です。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得すると、「税金」「年金」「教育資金」「住宅ローン」「生命保険」「損害保険」「不動産」などの知識が身に付きます。
これらの知識やスキルを活かして、「保険」「住居」「教育」「老後」といったライフプランニングによる相談業務やアドバイスができるわけです。
個人のお客様の中で、保険に関して次の悩みを抱えている方は少なくありません。
- そもそも保険が難しくて何が何だかわからない
- 結婚したけど保険に加入すべきなのか知りたい
- 子供が産まれたから保険への加入を考えたい
- 自分で資料を取り寄せたが比較してもわからない
- 今加入している保険のままで良いのか知りたい
- 持病があっても入れる保険があるのか知りたい
ファイナンシャルプランナーは、こういったお客様を徹底的にサポートできるやりがいのある仕事です。
「保険の考え方や基礎的な知識をお客様にわかりやすく伝えたい」という方は、ファイナンシャルプランナーの資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
保険に関する業務に携わりたいファイナンシャルプランナーは保険会社に就職しよう
ファイナンシャルプランナーの資格試験は実務に役立つ内容で、高校や大学では学習できません。
保険に関する幅広い知識も習得できますので、ファイナンシャルプランナーの資格を活かして保険会社への就職や転職を目指してみましょう。
金融機関や保険会社では、即戦力の人材としてファイナンシャルプランナーの資格を持つ人を採用する傾向があります。
お客様のライフステージに合わせて保険に関する相談や見直しの業務ができますので、何も資格を持っていない人よりも重宝されるわけですね。
特定の保険会社ではなく、保険代理店が運営するFPマッチングサービスに就職するのも良いでしょう。
例えば、保険のビュッフェには独自の基準をクリアした優秀なファイナンシャルプランナーが在籍しています。
お客様は複数の保険会社を比較できたり疑問点を解決できたりといったメリットがありますので、保険に関する相談や見直しを保険のビュッフェに依頼しているのです。
「ファイナンシャルプランナーが活躍できるのは銀行や証券会社だけ」とイメージしている方は少なくありません。
しかし、保険会社を中心にファイナンシャルプランナーの資格が活きる場所はたくさんありますので、保険に関する業務に携わりたい方は自分の希望を叶えられるところに就職してみてください。
3級のファイナンシャルプランナーは役に立たないの?
一口にファイナンシャルプランナーの資格と言っても、次の2つに大きく分類できます。
- 国家検定である1級~3級FP(ファイナンシャル・プランニング)技能士
- 特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会のAFPとCFP(民間資格)
保険に関する知識を身につけるために、3級のファイナンシャルプランナーの取得から目指す方は少なくありません。
保険会社への就職や転職に限った話ではないものの、3級のファイナンシャルプランナーでは少々物足りないのが現状です。
お客様の立場に立ってみると、保険の相談員が3級のファイナンシャルプランナーと聞き、「専門家として駆け出しの人に相談しても大丈夫なの?」「この人は本当に信頼できるの?」といった不安を抱えます。
ファイナンシャルプランナーはお客様からの信頼が大事ですので、2級や1級、AFPやCFPを取得する努力をしましょう。
FPの資格の種類について詳細は、次の記事も参考にしてみてください。

独立系FPとして保険関係の仕事を行うのも選択肢の一つ!
ファイナンシャルプランナーの活躍場所は、企業の中だけではありません。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得してから起業し、独立系FPとして保険関係の仕事を行うのも選択肢の一つですよ。
保険の見直しを行う際に、第三者目線で提案やアドバイスをしてくれる独立系FPに相談するお客様は増えました。
ここでは、ファイナンシャルプランナーが独立系FPとして働くメリットをいくつか挙げていきます。
- 企業との資本関係がないため、中立的な立場で顧客に対して助言や提案ができる
- セミナーを開催したり金融ライフプランの著書を書いたりと、自分の強みを活かした自由な働き方ができる
- 自分で事務所を開業して仕事をしっかりと獲得できれば年収が大きくアップする可能性がある
近年では独立系ファイナンシャルプランナーのニーズが高まっています。
自分の得意分野や強みを活かしてファイナンシャルプランナーとして働くことができますので、独立系FPを目指してみてください。
まとめ
ファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、お客様に対して保険に関する相談や見直しの業務ができます。
保険会社への就職や転職だけではなく、ファイナンシャルプランナーの知識を活かして独立するのも選択肢の一つです。
ありとあらゆる働き方ができますので、保険に関するプロフェッショナルになってみてください。
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FPコラムについては、以下も参考にしてください。
<FP業務のコラム>
<生命保険・健康保険>
- 生命保険の見直しのポイント【人気!】
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