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FP・ファイナンシャルプランナーの合格率まとめ!日本FP協会ときんざいの合格率の違い!

FP試験の合格率

FP・ファイナンシャルプランナーの合格率は日本FP協会ときんざいで違いあり!

資格試験を受験するに当たり、どのくらいの合格率なのかは気になります。

資格試験を受ける以上、少しでも合格の可能性を高めたいと考えるのが自然でしょう。

ファイナンシャルプランナーの合格率は、受験申込先の試験機関の日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)で違いがあります。

ファイナンシャルプランナーの試験を受験するに当たり、日本FP協会ときんざいのどちらかを選んで申し込むのが大きな特徴です。

まず最初に、日本FP協会ときんざいの共通点についてまとめてみました。

  • 資格の価値:どちらを受験しても国家資格のFP技能士の資格を取得できる点では一緒
  • 学科試験問題:実技試験問題には違いがあるが、学科試験問題は同じ
  • 受験料や受験日程:試験の受験にかかる費用や試験日程は一緒
  • 上位資格への受験資格:どちらで合格しても1級FP技能士とCFPの受験資格として認められる(2級に合格した場合)

ファイナンシャルプランナーの実技試験問題は、日本FP協会ときんざいで異なります。

そのため、試験の合格率の数値にも違いが出てくるわけです。

このページでは、ファイナンシャルプランナーの3級・2級・1級で合格率がどう変わるのか解説していきます。

ファイナンシャルプランナー(FP)の3級の合格率

ファイナンシャルプランナーの3級は、国家資格の中でも比較的簡単な試験です。

受験資格は「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」と決められていますが、実際は誰でも受験できますよ。

まずは日本FP協会で実施されているファイナンシャルプランナーの3級試験の合格率を見ていきましょう。

試験日学科試験の合格率実技試験の合格率
2014年1月78.12%86.59%
2014年5月76.96%93.81%
2014年9月85.33%81.50%
2015年1月81.30%89.44%
2015年5月76.89%90.59%
2015年9月77.93%84.14%
2016年1月68.62%81.60%
2016年5月76.58%84.90%
2016年9月69.21%76.81%
2017年1月67.20%85.07%
2017年5月71.87%86.18%
2017年9月78.47%85.37%
2018年1月80.33%89.07%
2018年5月78.92%90.47%
2018年9月78.63%86.50%
2019年1月74.09%83.38%
2019年5月69.07%86.42%
2019年9月78.09%79.48%

日本FP協会が実施するFP3級の合格率は、学科試験が70%~80%、実技試験が80%~90%で推移しています。

オーソドックスな問題が出題されていますので、日本FP協会のファイナンシャルプランナーの3級試験は難しくありません。

一方できんざいのファイナンシャルプランナー(FP)の3級試験は、日本FP協会と比べてみると下記のように合格率が少々低くなっています。

試験日学科試験の合格率実技試験(個人)の合格率実技試験(保険)の合格率
2014年1月63.38%69.72%62.84%
2014年5月57.52%56.36%47.73%
2014年9月77.33%68.54%64.54%
2015年1月69.21%69.74%58.90%
2015年5月55.82%65.43%61.87%
2015年9月66.45%76.99%50.26%
2016年1月55.86%57.30%58.58%
2016年5月54.93%61.95%42.53%
2016年9月55.08%83.18%66.99%
2017年1月48.19%74.89%48.97%
2017年5月55.12%59.69%40.60%
2017年9月69.95%75.83%67.05%
2018年1月65.34%67.13%42.98%
2018年5月57.84%71.20%35.69%
2018年9月61.64%51.46%34.32%
2019年1月51.91%56.21%39.32%
2019年5月42.76%54.35%44.85%
2019年9月62.77%45.44%43.31%

この合格率のデータを見て、「きんざいよりも日本FP協会の方が合格しやすい!」とイメージしている方はいませんか?

しかし、学科試験はどちらも同じ問題を使用しているのにも関わらず、きんざいよりも日本FP協会の方が合格率が高くなっています。

つまり、日本FP協会を受験している人の方がレベルが高いわけです。

とは言え、ファイナンシャルプランナーの3級試験は相対評価ではなく絶対評価(得点率が60%以上かどうか)で合格なのか不合格なのか決まりますので、一番確実なのは、それぞれの実技試験の過去問をチェックして、「自分が確実に60%取れるのは、どちらの方か」を見極めることです。

ファイナンシャルプランナー(FP)の2級の合格率

ファイナンシャルプランナーの資格を仕事に活かしたいのであれば、3級ではなく2級は欲しいものです。

「FP3級合格」「AFP認定研修の修了」「実務試験」などの要件をクリアしていると、2級のファイナンシャルプランナーの試験を受験できます。

日本FP協会で実施されている2級のファイナンシャルプランナーの試験合格率は下記の通りです。

試験日学科試験の合格率実技試験の合格率
2014年1月31.46%59.94%
2014年5月43.40%62.28%
2014年9月41.85%53.33%
2015年1月33.96%62.44%
2015年5月40.20%63.70%
2015年9月35.44%60.13%
2016年1月34.76%45.89%
2016年5月38.97%58.69%
2016年9月40.12%50.60%
2017年1月39.43%63.87%
2017年5月41.44%46.79%
2017年9月47.82%58.34%
2018年1月45.63%57.45%
2018年5月42.93%51.68%
2018年9月39.47%50.52%
2019年1月48.26%50.31%
2019年5月40.17%62.65%
2019年9月43.42%62.63%

次にきんざいの2級のファイナンシャルプランナー(FP)の試験合格率を見ていきましょう。

試験日学科試験の合格率実技(個人)の合格率実技(中小)の合格率実技(生保)の合格率実技(損保)の合格率
2014年1月15.97%25.94%32.60%33.71%なし
2014年5月26.78%33.61%なし41.86%なし
2014年9月23.35%31.64%39.46%24.90%62.79%
2015年1月19.96%36.52%23.52%50.03%なし
2015年5月22.02%48.45%なし60.30%なし
2015年9月20.83%31.17%33.34%26.19%55.19%
2016年1月20.18%20.40%32.41%39.47%なし
2016年5月21.85%17.82%なし38.90%なし
2016年9月23.82%60.44%39.06%44.39%60.51%
2017年1月23.13%38.90%49.12%44.03%なし
2017年5月24.85%34.12%なし41.96%なし
2017年9月30.21%51.29%49.95%37.48%72.35%
2018年1月28.53%31.72%47.56%50.20%なし
2018年5月28.24%23.87%なし45.47%なし
2018年9月21.45%20.47%41.97%37.42%54.61%
2019年1月31.11%36.93%33.98%40.06%50.00%
2019年5月20.88%25.77%なし54.73%なし
2019年9月20.97%31.72%55.49%50.80%67.22%

日本FP協会もきんざいも、ファイナンシャルプランナーの2級の試験になると合格率が低くなります。

他の国家資格と比較してみると、ファイナンシャルプランナーの2級の試験はそこまで難しいわけではありません。

しかし、3級の試験よりも更に深掘りした学習をしないと合格は難しいですね。

また、ファイナンシャルプランナーの2級も日本FP協会と比べてきんざいの方が合格率のデータが低くなっています。

これは「実技試験で専門性の高い問題が出題される」「法人の申し込み受験者が多い」という2つが大きな理由です。

ファイナンシャルプランナー(FP)の1級の合格率

FP技能士試験の中でも、ファイナンシャルプランナーの1級が最上位です。

ファイナンシャルプランナーの1級を取得すると、次の3つのメリットがあります。

  • ファイナンシャルプランナーの資格の中でも信頼性と知名度が高い
  • 一般企業への就職や転職の強力なアピール材料になる
  • 一度試験に合格すれば資格が失われない

就職や転職だけではなく、ファイナンシャルプランナーの1級は独立開業でも役立つ資格です。

「何だか難しそう…」とイメージしている方はいますが、ファイナンシャルプランナーの1級の合格率は低くありません。

まずは日本FP協会で実施されているFP1級の実技試験の合格率を見ていきます。

試験日受験者数合格者数合格率
2014年9月733名716名97.7%
2015年9月736名710名96.5%
2016年9月716名623名87.0%
2017年9月751名662名88.1%
2018年9月762名543名71.3%
2019年9月1,009名938名93.0%

合格率が90%を超える年度もありますので、「1級のファイナンシャルプランナーになるには簡単なのでは?」と思ってしまう方もいるかも知れません。

しかし、ファイナンシャルプランナー(FP)の1級の実技試験は、「FP1級の学科試験に合格している」「CFP認定者である」「CFP認定者でない場合は審査試験6科目全てに合格している」のいずれかの条件を満たす必要があります。

きんざいで実施されている1級FP技能検定試験(学科試験)は、下記のように合格率が低いですよ。

試験日受験者数合格者数合格率
2014年1月5,265名642名12.19%
2014年9月4,523名523名11.56%
2015年1月5,191名680名13.09%
2015年9月4,484名691名15.41%
2016年1月5,453名675名12.37%
2016年9月5,471名265名4.84%
2017年1月6,087名851名13.98%
2017年9月6,526名680名10.41%
2018年1月7,455名1,083名14.52%
2018年9月7,172名591名8.24%
2019年1月7,310名618名8.45%
2019年5月4,893名576名11.77%
2019年9月5,836名592名10.14%

例年の合格率は10%前後ですので、簡単に合格できる試験ではないことがわかります。

また、ファイナンシャルプランナーの1級の学科試験はきんざいだけで、日本FP協会では実施されていません。

AFP資格試験の合格率はどのくらい?

ファイナンシャルプランナーの3級・2級・1級とは違い、AFPと呼ばれる民間資格もあります。

AFPとはAffiliated Financial Plannerの略称で、確かなFP技能を持った信頼の資格です。

国家資格である2級FP技能士とAFPは同等の水準になります。

AFP資格取得は、「FP2級の試験+AFP認定研修受講」というルートが一般的です。

そのため、AFPは2級程度の合格率と考えればよいでしょう。

一度資格を取れば一生有効なFP2級・3級と違い、AFPでは定期的に資格の更新が必要です。

そのため面倒に感じる方もいるかも知れませんが、考え方を変えれば「継続的な能力の維持向上を図ることができる」「常に最新の知識を持っていることを顧客にアピールできる」というメリットもあります。

そのため、FP業務を仕事として続けていきたい方は、3級FP技能士や2級FP技能士だけではなく、AFPも併せて取得することがおすすめです。

CFP資格試験の合格率はどのくらい?

CFP(Certified Financial Planner)は、民間資格のAFPの上位に位置している資格です。

更なるステップアップが目的で、CFPの資格取得を目指す方は増えました。

2019年度第2回のCFPの合格率は、試験科目ごとに次のデータが出ています。

試験科目合格ライン合格率
金融資産運用設計27問/50問29.6%
不動産運用設計30問/50問36.9%
ライフプランニング・リタイアメントプランニング28問/50問34.5%
リスクと保険31問/50問35.3%
タックスプランニング32問/50問36.8%
相続・事業承継設計29問/50問35.9%

どの科目も合格率は30%を超えていますが、6つの科目全てに合格する必要がありますので、CFPは難易度の高い資格です。

まとめ

以上のように、ファイナンシャルプランナーの試験の合格率について詳しくまとめました。

3級のファイナンシャルプランナーの合格率は高いのですが、2級⇒1級と進むにつれて難しくなります。

上位の資格ほど仕事に役立てることができますので、お金に関するプロフェッショナルを目指している方は2級や1級のファイナンシャルプランナーを目指してほしいと思います。