こんにちは、マリです。
今回は、通信教育会社のフォーサイト(foresight)が提供する宅建(宅地建物取引士) 通信講座について、お伝えします。
フォーサイトの創業は1993年。これまで30年近い運営と歴史が長く、実績と信頼のある資格の予備校です。
以前は通学講座も運営していましたが、現在、フォーサイトは通信講座に特化して事業の運営を行い、その受講者数は累計で33万人以上。
FP(ファイナンシャルプランナー)だけでなく、社労士や宅建、行政書士、司法書士、中小企業診断士、簿記、管理業務主任者など様々な資格試験の通信講座があり、いずれもその合格率は毎年全国平均を上回っています。
このように、非常に評価の高いフォーサイトなのですが、それでも
「他社ではなく、本当にフォーサイトが自分にとって一番マッチするのだろうか?」
と、少し不安に感じることもあるでしょう。
そこで、この記事では
- フォーサイトの特徴(メリット)だけでなく、惜しい点・注意しておきたい点(デメリット)なども含めて総合的に説明
- 実際に使ってみた受験生の口コミや評判もご紹介
など、裏表なく、徹底的にリサーチした深い情報を記載してご提供します。
この記事を読めば、フォーサイトに関する疑問や悩みは、ほぼ解消されるでしょう。
その結果、自信を持って自分自身に合う通信講座を選べることは間違いありません。
それでは、フォーサイトの通信講座について、ご一緒にチェックしていきましょう。
新型コロナウイルス感染症が拡大している状況に鑑み、試験延期・中止になった場合、フォーサイトは以下の学習支援を実施します。
試験が延期になった場合:eラーニングの利用期間を延長
試験が延期になった場合、引き続き、フォーサイトで学習できるように、再試験日の前日まで、無償でeラーニングの利用期間を延長します。
試験が中止になった場合:次年度試験対策を特別価格で提供
試験が中止になった場合、該当試験年度の受講生に向けて、次年度試験対策を特別価格で提供します。販売方法につきましては、準備が整い次第、受講生にはメールおよびeラーニング上のお知らせで通知されます。
その他、詳細はフォーサイト公式ページをご覧ください。

Contents
- フォーサイトのポイント1:全国平均の1.67倍! 高い合格率
- フォーサイトのポイント2:専用スタジオで撮影されたハイビジョン講義動画
- フォーサイトのポイント3:バーチャル講師も選べる 充実の講師陣
- フォーサイトのポイント4:出題されるところだけに絞った、分かりやすいフルカラーテキスト
- フォーサイトのポイント5:定期的なライブ配信講義で、モチベーションが続く!
- フォーサイトのポイント7:最新のeラーニングシステム「ManaBun」
- FP・ファイナンシャルプランナーの通信講座!フォーサイトの価格や値段
- FP・ファイナンシャルプランナーの通信講座!フォーサイトの口コミや評判はどう?
- FP・ファイナンシャルプランナーの通信講座!フォーサイトの評価やレビューをまとめてみた
- まとめ
フォーサイトのポイント1:全国平均の1.67倍! 高い合格率
フォーサイトのファイナンシャルプランナー通信講座は、なんといっても合格率が高い点が魅力です。
全受講生にメールでアンケートを配布したところ、2021年5月のFP2級試験の合格率は92.8%とデータが出ています。
全国平均の合格率が55.61%ですので、フォーサイトの通信講座は、なんと全国平均の1.67倍。
このように、フォーサイトは高い合格率を叩き出していることが一目でわかります。素晴らしい数字といえるでしょう。
とは言え、これだけ合格率が驚異的だと
「通信講座の合格率って正確なの?」
と思う方もいるかも知れません。しかし、フォーサイトの合格率は、本試験・合格発表後に全受講生にメールにてアンケートを配布し、集計した結果をまとめたもの。
「全受講生へのアンケート」というと、「合格者からの返信が多くなるのでは?」とバイアスが掛かりそうな気がします。しかしフォーサイトの場合は回答された方一律に謝礼を支払っていることで、残念ながら落ちた方(不合格者)からの回答率も非常に高いとのこと。
以上を総合すると、高い合格率を誇るフォーサイトのデータは、信ぴょう性も高いといえるでしょう。
=>フォーサイト ファイナンシャルプランナー通信講座の公式ページはこちら
フォーサイトのポイント2:専用スタジオで撮影されたハイビジョン講義動画
フォーサイトの動画講義は、専用のスタジオで、ハイビジョンカメラを利用して撮影されています。
その理由は、「通学講座を上回る学習効果の高い教材を」と考え、講義もこだわって収録しているからです。
従来の通信講座の動画講義といえば、通学講座の教室の後ろにカメラを設置し、そのまま録画したものがほとんどでした。
そのような従来の動画講義に比べ、フォーサイトのハイビジョン動画講義は、画質・音質が違います。
また、講師はカメラを見ながら講義をするため、マンツーマン講義のような臨場感が生まれます。
さらに、通信講座専用に撮影されているため、背景には黒板などではなく、テキストをフルに表示させています。板書にかかる時間を削減できるだけではなく、受講生が手元で見ているテキストと同じものにマーカーでラインを引いたりして説明するため、
「今、何について説明しているのか」
が一目瞭然で、非常に分かりやすい形式です。
さらには、通学・通勤のスキマ時間など手元にテキストが無い状態でも、スマホで視聴するだけで講義と共にテキストの内容が表示されるため、まったく学習上の支障はありません。
以上のように、高い学習効果を発揮できる動画講義が、フォーサイトの強みの1つです。
フォーサイトのポイント3:バーチャル講師も選べる 充実の講師陣
フォーサイトのFP講座は、現役のファイナンシャルプランナーでもあるプロ講師・伊藤亮太先生が担当されています。
伊藤先生はお金やFPに関する著書も多く、またフォーサイト以外でも多くのセミナーを開催するなど、非常に経験豊富な講師です。
さらにフォーサイトの宅建講座では、2021年度対策講座から業界で唯一、バーチャル講師の授業も選択できるようになりました。
講師の名前は「神原ミル講師」。話題のVtuberのような授業を受けることができます。
ただの話題作りではなく、フォーサイトの伊藤講師が徹底監修した内容ですので、アニメキャラのようなバーチャル講師の説明を楽しみながら、クオリティの高い講義を受講できます。
私も実際に視聴してみましたが、プロの声優さんを採用しているため、大変聞きやすい講義でした。
また、普段アニメやマンガに慣れ親しんでおり、あまり資格試験に縁の無かった初学の方が、学習を始める際のハードルが低くなるのも間違いないでしょう。
下記動画で、ぜひバーチャル講師の講義のクオリティを実感してください(youtubeでサンプル公開中)。
=>フォーサイト ファイナンシャルプランナー通信講座の公式ページはこちら
フォーサイトのポイント4:出題されるところだけに絞った、分かりやすいフルカラーテキスト

フォーサイトは、テキストをフルカラーにしています。
重要事項がパッと一目でわかるため、とにかく見やすいです。記憶に残りやすく、暗記力のアップに繋がるでしょう。
また、学習範囲を試験に「出る」ポイントに絞り、かつ、図解や図表の多いテキストにすることによって、フォーサイトはテキストのボリュームを大幅に削減。完全オリジナルのコンパクトにまとまったテキストになっています。
白黒の文字だけの分厚いテキストだと苦手に感じる方も多いでしょう。
一方でフルカラーで図解が多く、薄い(=覚えることが少ない)テキストのほうが難しい内容でもイメージしやすいため知識に対する理解が進みます。記憶に定着しやすいのは明らかです。
FP講座のテキストは、出題の傾向を徹底的に分析することで無駄を省き、従来のテキストの半分以下にボリュームを減らしつつ、合格に必須な要素はしっかり押えています。そのため、効率のよい学習が可能になっています。
フォーサイトのテキストは「満点主義」ではなく、「合格点主義」をとっています。
「合格点主義」について、よくある質問が「出題範囲をギリギリしか勉強しないと、万が一の場合に不合格になりそうで怖い。余裕を持って多くの範囲を勉強しなくて大丈夫か?」というもの。
実は、この質問は誤解です。満点合格主義でも「出題される可能性がある論点で、理解しておくべきこと」は、もちろん学習します。
それでは、何を学習しない(捨てる)のかと言えば、毎年必ず10~15%程度は出題される難問・奇問の類(たぐい)。これらをバッサリ切り捨てるのです。
「平均点を調整するために、ワザと出題される超難問・奇問」については、まったく覚える必要はありません。難問・奇問は覚えなくてよい・解けなくてよいのです。
過去に出題された、そのような問題を完全に排除することにより、基本的な問題や重要な応用問題のみを集中して学習します。それが「合格点主義」なのです。
フォーサイトのポイント5:定期的なライブ配信講義で、モチベーションが続く!
フォーサイトでは、定期的にライブ配信講義を行っています。
一般的な通信教育では、ずっと一人で勉強しなければならないため学習ペースが狂ったり、孤独な気分になりがちでモチベーションが下がったりすることがあります。
しかし、フォーサイトのライブ配信講義を定期的に受講することで
- 「次のライブ配信までに、〇〇の部分を予習しておこう」(学習ペースの確立)
- 「モニター越しに、他の受験生の存在が感じられて、モチベーションがアップする」
などのメリットがあります。
また、ライブ講義では受講生が一緒に過去問を解いたりするなど、制限時間内に解答を出す訓練もあります。そのため、ただ一人で学習を続けるよりも、実践力を高めることができます。
フォーサイトのポイント7:最新のeラーニングシステム「ManaBun」

フォーサイトでは、最新のeラーニング学習システム「ManaBun(まなぶん)」も付属します。
これまで好評だった「道場破り」が大幅にリニューアルした学習システムです。
「ManaBun」を利用すれば、講義動画、テキスト、確認テスト、単語カード、学習プラン作成からスケジュール管理まで、学習に役立つメニューがすべて、パソコン、スマホ・タブレットなど、デバイスを選ばずに使えます。
いつでもどこでもスマートフォンなどで、講義を受けることができ、テキストも確認できます。 忙しい方でも通勤やランチなど、ちょっとした隙間時間を学習時間として有効活用でき、とても便利です。
「ManaBun」の具体的な機能
「ManaBun」で使用できるサービスは、以下の通りです。
- FPの試験を受講する人の代わりに最適な学習スケジュールを作成してくれる(生活スタイルを入力するだけで自動的に学習可能時間を算出)
- スケジュールを目安に学習するだけで、試験日に間に合うように進捗管理をしてくれる
- スマホやパソコンなどのデバイスを使い、好きなタイミングで講義が受けられる
- すべてのテキストを、デジタルテキストとしてスマホ・タブレットで参照できる
- わからない部分はすぐにメールで講師や専任スタッフに質問ができる
- テキストで学習した後に、ゲーム感覚でチャレンジできる腕試しの確認テスト(一問一答の問題演習)がある
すべての学習がスマホやタブレットで完結しますから、スキマ時間をうまく使って学習を継続できるわけです。
※「ManaBun」は以下より無料で体験できます。
=>フォーサイト ファイナンシャルプランナー通信講座の公式ページはこちら
FP・ファイナンシャルプランナーの通信講座!フォーサイトの価格や値段
フォーサイトのファイナンシャルプランナーの通信講座には、いくつかの種類があります。
選択するコースでどのくらいの価格なのかまとめてみました。
- 基礎講座 2022年1月試験対策(2級FP技能士+AFP)合格コース:57,800円
- 過去問講座 2022年1月試験対策(2級FP技能士)合格コース:57,800円
- 2022年1月直前対策(2級FP技能士):「学科試験編」「実技試験編」「計算問題対策編」それぞれ10,800円
- 2022年1月試験対策 (2級基礎+過去問・2級FP技能士+AFP)+3級対策(バリューセット1):60,800円
- 2022年1月試験対策 (2級基礎+過去問+直前対策・2級FP技能士+AFP)+3級対策(バリューセット2):65,800円
初めてFPの試験にチャレンジする方には、基礎から徹底的に学べるバリューセットがおすすめです。
FP・ファイナンシャルプランナーの通信講座!フォーサイトは何級が対象?
フォーサイトのファイナンシャルプランナーの通信講座は、3級と2級が対象です。
3級対策から段階的にファイナンシャルプランナーの学習を進めると、2級で学ぶ内容がグっと理解しやすくなります。
なお、フォーサイトの講座は、日本FP協会の認定するAFP認定研修の対象講座です。
そのため、3級資格を持っていなくても、FPの実務経験がなくても、いきなり2級FP技能検定を受検することができます。
また、上記で紹介したフォーサイトのバリューセット2であれば、「基礎講座」「過去問講座」「直前対策講座」の全てがついてきますので、初めて取り組む方にもおすすめです。
詳細な教材内容
フォーサイトを受講すると、具体的にはどのような教材が送られてくるのでしょうか? ここではバリューセット1~2の詳細な教材内容について見て行きましょう。
基礎講座(バリューセット1~2共通)
- テキスト 8冊
過去問講座(バリューセット1~2共通)
- 問題集 10冊
- 再現問題
- 模擬試験(学科試験・実技試験)
- 演習ノート
eラーニング ManaBun(バリューセット1~3共通)
デジタルテキスト・講義動画+音声(ストリーミング・ダウンロード)・eライブスタディ・学習スケジュール・確認テスト・チェックテストなど
補足資料・副教材(バリューセット1~3共通)
- 受講ガイド
- 戦略立案編
- 合格必勝編
- 入門講座 テキスト(FPの実務を例にしながら、学習内容の全体像を把握できる)
- 合格カード
- 資格マンガ
- 合格体験記
- 制度改正に伴う補足資料(PDF)
- 無料メール質問 (バリューセット1は10回、同2は15回まで)
- 3級対策(テキスト1冊、問題集1冊、解答・解説集1冊、講義)
直前対策講座(バリューセット2~3共通)
- テキスト 3冊
※詳細な教材内容は以上となります。一見多いように思われるかも知れませんが、メインで利用するのは「テキスト4冊・問題集5冊」となります。いつでも上記すべてが必要な訳ではありませんので、「持ち歩きが大変」などということはありません。
教育訓練給付制度に対応
フォーサイトのFP講座はバリューセット1~2とも、教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象講座です。
そのため、一定の条件を充たすと、講座受講時に支払った金額の20%がハローワークから給付されます。
給付条件には、本試験の合格・不合格は含まれないので、試験に不合格でも他の受給要件を充たせば、20%の給付を受けられます。
=>フォーサイト ファイナンシャルプランナー通信講座の公式ページはこちら
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購入時にはクーポンをチェック
フォーサイトのFP講座では、不定期にクーポンを発行しています。
クーポンがあれば、バリューセットを中心に割引きが適用されますので、受講を検討する際には、クーポンやキャンペーンの情報を確認するようにしてください。
全額返金保証 ~不合格の場合、受講料を全額返金してもらえる?
フォーサイトの行政書士講座・宅建講座・社労士講座などには、不合格の場合全額返金保証の付いたセット(バリューセット3)も販売されています。
残念ながら、現在のところ、FPには全額返金保証のついたセットは販売されていません。
ただ、フォーサイトでは受講生の安心のため、「全額返金保証」の付いたセットを増やしていく方向のようなので、FP講座にも早く誕生するとよいですね。
キャリアアップに最適な、ダブルライセンス割引制度
「ダブルライセンス割引制度」とは、簡単に言えば「一度フォーサイトで通信講座を受講した方は、2回目以降に割引を適用してもらえる」という制度のことです。
たとえば、今年宅建士を取得し、来年度はステップアップとして行政書士講座を安い受講料で受講するなど。
継続的にキャリアを向上させたい方は、金銭的に有利なダブルライセンス制度をぜひ検討してみてください。
FP・ファイナンシャルプランナーの通信講座!フォーサイトの口コミや評判はどう?
ここでは、フォーサイトのファイナンシャルプランナー通信講座を利用した人の口コミや評判の情報を紹介していきます。
フォーサイトの良い口コミや評判
・初めて通信講座にチャレンジしましたが、フォーサイトは勉強している感覚があまりありません。楽しくファイナンシャルプランナーの合格まで続けられたのが良かったです。
・フォーサイトに資料請求をして、20ページ分の教材サンプルをもらいました。とても見やすくてわかりやすい内容だったので、フォーサイトのFP通信講座に申し込むことにします。
・満点ではなく合格点を目指す学習方法はとても理に適っています。フォーサイトのお陰で、働きながらでも4ヵ月でファイナンシャルプランナーの試験に合格できました。
フォーサイトの悪い口コミや評判
・フォーサイトのファイナンシャルプランナーの通信講座の基礎講座には、過去問がついていません。バリューセットを選択すると、費用が高くなるのが難点ですね。
・試験慣れしたいので、フォーサイトでも会場で受けられる模試を用意して欲しかったです。自宅での模擬試験しかないため、他の予備校で受けるしかありませんね。
FP・ファイナンシャルプランナーの通信講座!フォーサイトの評価やレビューをまとめてみた
フォーサイトのファイナンシャルプランナー通信講座は、日本FP協会のAFP認定研修対象講座です。
そのため、FP3級の試験を受験せずに2級+AFPを目指せるところが大きなメリットだと感じました。
その代わりに、提案書の作成が必要な点や費用が高い点には注意しないといけません。
安い費用でFP合格を目指したいのであれば、日本FP協会のAFP認定研修対象講座に対応しない低価格な3級+2級の通信講座を利用するのも選択肢の一つです。
低価格な3級+2級の通信講座には、スタディングなどがあります。スタディングのFP講座は2万円代から受講できますので、
低価格なスタディングとAFP認定研修に対応したフォーサイト、どちらのサービスがあなたに合っているのか、比較検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上のように、フォーサイトのファイナンシャルプランナー通信講座の特徴やポイント、口コミの評判についてまとめました。
独自のeラーニングシステムを使い、効率良く学習してファイナンシャルプランナーの試験合格に導いてくれます。
「フォーサイトは自分に合っているのかな?」と迷っている方は、一度無料サンプルを請求して試してみてはいかがでしょうか。
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この記事の監修者 | |
氏名 | 西俊明 |
保有資格 | 中小企業診断士 , 宅地建物取引士 , 2級FP技能士 |
所属 | 合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション |